突発性難聴や、良い補聴器を探す為の情報サイト

補聴器はお店選びがいちばん重要!

補聴器屋さんって街中でいくつか見かけますが、もし補聴器を買うとしたらみなさんは何を基準に買いますか?

私は難聴歴20年を超え、現在までに訪ねた補聴器屋さんは10社を超えていまして、それぞれでお試し装着を何回もしてきました。
その経験から分かったこと、そして、感じたことが次のことです。

  • 補聴器メーカーは多く、ほとんどが同じ機能を装備している
  • 補聴器メーカーごとに得意な機能があり、自分が求める音と一致する補聴器を探すことが大事
  • 補聴器を調整する(フィッティングする)技能士のスキルが補聴器を快適に使えるかのカギを握る
  • 何回も補聴器の調整をしてもそれが当然というスタンスがお店全体にあることが大事
  • 補聴器の調整時に要望をいくつしてもいつも応えようとしてくれる技能士に出会うことが大事

 

まとめると、補聴器で快適な生活を送るためには、
自分が求める機能を持つ補聴器(補聴器メーカー)を取り扱う補聴器販売店で補聴器を買い、いつも明るいお店で、いつも明るい技能士さんに高いスキルによる調整をしてもらうことが必要です。

ただし、初めて補聴器を買う方にはそれはどこにあってどうすればいいか分かりませんよね。
でも、私は私のニーズに合う補聴器と技能士に巡り合えました。

人によって難聴の症状や求めるニーズは違いますが、理想のお店は必ずありますので、この条件は絶対に諦めないでくださいね。
一番お伝えしたいことは、補聴器探しは根気よくやることなんです。
ひとつやふたつのお店に行っても分からないし、そこがベストだと限りませんので。

私は数多くの補聴器販売店に行きましたが、ダメだと思ったお店もそれなりにありますので、ダメなお店だと思った私なりのポイントを記載しておきます。
私がたどり着いた補聴器(補聴器販売店)を選ぶときの選択基準と理由は以下の通りです。

  1. 補聴器の試用期間が長いこと(※2週間程度以上で途中調整が何回でも可能であること)
    (理由) 期間が短いと調整をする回数が少なくなり補聴器があっているか判断ができない。
  2. 補聴器メーカーの取り扱いが多いこと(自分が求める機能があれば少なくてもよい)
    (理由) 補聴器はメーカーごとに機能に得意分野や特徴があるため。
    メーカーにより、言葉の聴き取り、耳に優しい音質、騒音遮断、などの機能充実度が違い、また、耳掛け式、耳穴式、大きさ、色、などバリエーション数も違うため。
  3. まずは電話してお店の方と話してみる
    (理由) 電話の時点で聴こえづらさに配慮してくれるくらいでなければ期待できない。
    電話対応がよくないお店は実際にお店に行ってもよくないケースがほとんど。
  4. 補聴器専門店がよりよい(ただし、メガネ屋さんとかでも専門店クラスの調整技術があればよい)
    (理由) 補聴器の調整(フィッティング)は時間をかけてゆっくりできる環境が重要なため。
    補聴器専門店は難聴者が来店することを前提に店舗設計されているため、いろいろなシチュエーションや要望に対応が可能。
  5. (来店してから)カウンセリングに時間をかけてくれること
    (理由) カウンセリングが短いお店では自分の希望が十分に伝えられないため。
    フィッティングを重視するお店は、毎回1時間程度以上の予定時間を確保してくれる。

 

少しでもご参考になれば嬉しいです。

正直、期待以下のお店が多かったことは事実ですのでくれぐれもご注意ください。
補聴器は決して安いものではなく、そして、毎日使うものなので、購入時にはこだわり抜いて選んでくださいね。

 

関連記事

特集記事

TOP